就活は何社受けるべき?平均エントリー数や選考数をご紹介

就活は何社受けるべき?平均エントリー数や選考数をご紹介

この記事を読んでいるあなたは、

  • エントリーする企業を絞らないといけないけど、何社に絞るべき?
  • 他の就活生は例年どれくらいの数エントリーしているの?
  • エントリー数を絞るメリットとデメリットを知りたい

上記のように考えているかもしれません。

この記事では、そんなあなたに「就活は何社受けるべき?みんなの平均エントリー数、選考数」についてお伝えしていきます。

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目次

【データ】就活は何社受ける?エントリー数の平均

データ

エントリー数の平均ですが、マイナビ学生就職モニター調査によると2019年のエントリー数は全体が20.7社だったそうです。

属性別で見ていくと、文系男子が23.5社、理系男子が14.8社、文系女子が26.1社、理系女子が19.1社で、エントリー数は年々減少傾向にあるそうです。

一方で適性検査や筆記試験の受講企業数は3.6社で、面接の受講企業数は1.7社と増加しているそうです。

意外と面接を受けた企業数が少ないなという印象ですが、カラクリがあって経団連のルールで面接解禁が6月のため、このデータは6月以降に受けた面接企業数ということになります。

ゆえに4~5月で受けた面接企業数はほとんどエントリー数と変わらないことが予想されることに留意してください。

就活のエントリー数(受ける数)を絞るメリット

メリット

それでは、エントリーを絞る上で留意すべきメリットは何があるのでしょうか。

具体的には下記の3つが挙げられます。

企業1つ1つの対策に集中できる

エントリー数を絞ることで限られた時間を1社1社の対策に充てることができます。

平均エントリーが20社とはいえ、1企業あたり、ES・面接対策、企業分析、OB・OG訪問、場合によってはインターンシップ参加など幅広い準備が必要になります。数を絞ることで準備の精度をあげることができるのです。

内定辞退やオワハラに会う可能性が減る

多数のエントリーをすることで内定数も比例して増えていきます。

一見好ましいことのように見えますが、最終的には1社しか選択できないことを考慮すると、複数の内定はオワハラを受ける数が増えます。

1社しか入社を決めることはできないので、最初から数を絞って確実に内定を取ることで、これらのストレスを一掃することが可能です。

3〜6月のスケジュールがパンクしない

いかにESや面接対策、OB・OG訪問、企業分析、自己分析、SPIなどの対策を3月前に終了したとしても、3月のプレエントリーから始まる準備が存在します。

具体的には、企業説明会、社員座談会、ワークショップに加えて、SPIの受講やESの本執筆などでスケジュールがパンクしがちです。

さらに、4月からの新学期に備えて、単位履修の申請など勉学のスケジュールも逼迫してきます。

ゆえに、企業を絞ることで、スケジュールに余裕をもって就活することが可能なのです。

就活のエントリー数(受ける数)を絞るデメリット

デメリット

では、逆にエントリー数を絞ることによって発生するデメリットは何でしょうか?

具体的には下記の3つが挙げられます。

内定数が減る 無い内定(NNT)の可能性も

エントリー数を絞るということは、必然的に内定数が減ることを意味します。

これによって、オワハラのリスクを軽減するというメリットもありますが、逆を言えば内定ゼロの可能性もあるということです。

特に、コロナによって企業業績が悪化している昨今では、内定ゼロの可能性が高まっているので注意が必要です。

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新たにエントリーを増やす際のストレスが大きい

もし、内定がゼロになってしまった場合、新たにエントリーをする企業を増やすことになりますが、これまで精度を高めて準備をしてきた分、新たな対策に対するストレスや負担が大きくなります。

企業とのミスマッチの可能性が高まる

内定を獲得できたとしても、本当にその企業が第一志望である可能性は低くなります。

企業とのミスマッチが内定後発覚した場合、替えが効かなくなります。

内定を複数持つことは、ある意味リスク分散の戦略とも言えるでしょう。

タイプ別に解説!おすすめのエントリー数

タイプ

エントリーを絞ることはメリット・デメリット双方あることがお分りいただけたと思います。

では、エントリー数はどれくらいが理想的なのか?

ここでは、就活生の性格別でおすすめのエントリー数をご紹介していきます。

短期集中型の方

短期集中型で集中力が長期的に続かない方は、エントリー数を増やさずに絞ることをおすすめします。

エントリー数を平均以上、例えば30社、40社にすることは可能ですが、その分早期から就活を始めて企業分析などの準備が必要になってきます。

しかし、短期集中タイプは忍耐力に弱みがあるため、エントリー数を絞って対策をするべきです。

ボリュームゾーンとしては、10社〜15社に的を絞って精度を高めることをおすすめします。

柔軟性があって対応力のある方

対応力がある方はエントリー数を増やして選択肢の幅を持っておくことをおすすめします。

どれだけ対策をして企業に出願したとしても、内定がもらえなければ元も子もありません。エントリー数を増やして内定数を増やしてから選抜していくことがおすすめです。

対応力があるあなたは、オワハラにも毅然と対応できるはずです。

ボリュームゾーンとしては25社〜35社にエントリーして、内定を5社ほど獲得することを目標にしてください。

自分のタイプが分からない方

どちらにも当てはまらない場合は、周囲の就活生のエントリー数である、20社エントリーすることをおすすめします。

これだけエントリーすれば、平均して1〜2社の内定を獲得することができることを意味しており、2社内定できれば選択肢を持つことができるため、片方とのミスマッチが発覚しても替えが効きます。

就活のエントリー数に正解はない!自分のタイプを見極めて最適な就活を

まとめ

以上、エントリー数についてでした。個人に合わせて柔軟にエントリー数を増減させることで最適な就活を進めることができるはずです。

自己分析でまずは自分の性格を把握してみましょう。

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この記事を書いた人

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