就活のお礼メールの送り方!【説明会後・面接後・内々定後】

この記事を読んでいるあなたは、

  • どうしてお礼メールが必要なの?
  • お礼メールを送るタイミングは?
  • お礼メールの書き方がわからない…

上記のように考えているかもしれません。

この記事では、そんなあなたに「就活のお礼メールの重要性や書き方、送るときの注意点」までお伝えしていきます。

就活にお礼メールは必要?

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結論から言うと、就活にお礼メールは必要です。

お礼メールは、社会人としてのマナーを示せるだけでなく「志望度の高さ」をアピールできる有効な手段となります。

面接や説明会でアピールしきれなかった熱量を担当者に直接、伝えて本気度を示すことができるからです。

また、応募書類や面接と違って、お礼メールを送らない人もいるので、他の選考者との差別化にもつながるでしょう。

大手企業では、膨大な人数からお礼メールが送られてくるので、1人ひとり丁寧に読まれないかもしれません。

しかし、少しでも可能性をあげたい人は送っておいた方がいいでしょう。

メールの書き方はビジネスマナーの基本です。

お礼メールをきっかけに、正しいビジネスメールの書き方を練習しておくことおすすめします。

就活中のお礼メール作成ガイド

お礼メールを送った方がいいと思っていても、いざメールを書こうとすると、何から書けばいいのかわからなくなりますよね。

お礼メールの書く順番は、以下の通りです。

  1. 件名
  2. 宛名・あいさつ文
  3. お礼・感想
  4. 締めの挨拶・署名
  5. 誤字脱字のチェック

それぞれの書き方を例文を交えて紹介してきます。

STEP.1 件名

友達や家族にしかメールを送ったことがない人には馴染みがないかもしれませんが、ビジネスメールにおいて件名は必須です。

企業のメール担当者は、1日に膨大な量のメールを確認しています。

そのため、パッと見ただけで内容が伝わる件名をつけることは、相手の時間を無駄に奪わないためのマナーです。

本文がしっかりしていても件名がないだけで、マイナスイメージにつながるので気をつけておきましょう。

件名の例文

○月○日説明会のお礼/○○大学 就活 太郎

◇月◇日面接のお礼/○○大学 就活 太郎

STEP.2 宛名・あいさつ文

ビジネスメールは、宛名とあいさつ文からはじまります。

あいさつ文の必要性を感じない人もいるかもしれません。

しかし、宛名やあいさつ文がないメールを見て「失礼だな」と感じる人がいることは事実です。

以下の例文を参考にしてみてください。

宛名・あいさつ文の例文1

○○株式会社 総務人事課 ○○様

お世話になっております。○○大学の○○と申します。
本日は面接の時間をいただき、ありがとうございました。

宛名・あいさつ文の例文2

○○株式会社
○○部 〇〇課
取締役 ○○様

いつもお世話になっております。
本日はお忙しい中、説明会を開いていただきまして誠にありがとうございました。

STEP.3 お礼・感想

メールで感謝の気持ちを表すときは、具体的に「何に感謝しているのか」を記載しておきましょう。

シンプルなお礼で問題ありませんが「何を得たのか」「自分がどんな気持ちになったのか」を内容に反映させると、より感謝の気持ちが伝わりやすいのでおすすめです。

お礼・感想の例文1

○○様のお話をお伺いする中で、特に◇◇に関するお話が印象的でした。
以前より貴社を第一希望としておりましたが、〇〇様のお話を聞いてより一層貴社で働きたいという気持ちが強くなりました。

お礼・感想の例文2

〇〇様がおっしゃっていた「◇◇◇」のお言葉が強く印象に残っています。
貴社のビジョンや方針を伺うことで、働くことになった際のイメージが湧きやすくなりました。

STEP.4 締めの挨拶・署名

読んでくれた人の負担を下げるために、返信不要の旨を記載しておきましょう。

加えて、面接や説明会のお礼を再度、述べてメールを締めると、まとまりのある文章になるはずです。

すぐに身元がわかるようにメールの最後には「大学名」「学部」「名前」「メールアドレス」「電話番号」などの、基本的な情報を記載しておきましょう。

担当者には何百通ものメールをチェックしている人もいるので、署名には重要な役割があります。

締めの挨拶・署名の例文1

丁寧にご対応していただき、ありがとうございました。
今後とも、よろしくお願いいたします。

就活 太郎
○○大学/〇〇学部〇〇学科/○年
携帯番号:
メールアドレス:

締めの挨拶・署名の例文2

お忙しいところ、お時間をいただきましたことに重ねてお礼申し上げます。
貴社のご発展と皆様のご健勝をお祈り申し上げます。

就活 太郎
○○大学/〇〇学部〇〇学科/○年
携帯番号:
メールアドレス:

STEP.5 誤字脱字のチェック

メールを書き終わったら、必ず誤字脱字やおかしい文章がないか確認しておきましょう。

せっかくアピールするためのお礼メールで、誤字脱字が原因となってマイナスイメージを持たれるかもしれません。

誤字脱字は確認すれば防げるミスです。

社会人になっても役に立つので「メールを書き終わったら確認する」癖をつけておきましょう。

また、正しい日本語に自信のない人は、友人や家族に確認してもらってもいいかもしれません。

就活のお礼メール注意点3つ

お礼メールには書き方以外にも、以下のような注意しておくポイントがあります。

  • お礼メールは当日に送る
  • コピペがバレるとマイナスイメージにつながる
  • 簡潔に読みやすい文章を書く

それぞれ詳しく解説していきます。

お礼メールは当日に送ろう

就活のお礼メール注意点その1は、お礼メールは当日に送ることです。

メールを送る採用担当者は、日々多くの就活生とやりとりしています。

時間が経てば経つほど、あなたの印象は薄くなっていくので、お礼メールは可能な限り当日に送った方がいいでしょう。

「夜分遅くに失礼します」「お休み中に申し訳ありません」などの言い回しもありますが、そもそも深夜や休日にはメールを送らない方がいいです。

「鉄は熱いうちに打て」という言葉のように、なるべくお礼メールは当日に送ることを心がけてください。

コピペがバレるとマイナスイメージにつながる

就活のお礼メール注意点その2は、コピペがバレるとマイナスイメージにつながることです。

あからさまなコピペメール熱意が感じられず、マイナスな印象を相手に与えてしまうでしょう。

この記事でも例文を紹介していますが、あくまでも参考程度にしてください。

個性的な文章で相手の気を引く必要はありませんが、多少のアレンジを加えて感謝の気持ちを伝えましょう。

読みやすい文章を書く

就活のお礼メール注意点その3は、簡潔に読みやすい文章を書くことです。

改行や句読点などを使って「読みやすい」文章を心がけましょう。

また、不要な長文は、読んでいる人の大切な時間を奪ってしまうことになります。

常に相手の気持ちを考えながら書くことが、ビジネスメールの基本です。

まとめ:ビジネスマナーとしてメールの書き方を知っておこう

今回は就活のお礼メールの重要性や書き方、送るときの注意点をお伝えしました。

お礼メールを送ったとしても採用されるとは限りません。

しかし、お礼メールを送ることで、好印象を与えるきっかけになる可能性もあります。

メールの書き方や送るタイミングには注意が必要ですが、ポイントさえ守れば選考が不利になることはないでしょう。

ビジネスメールの書き方は、社会人になってからも活かせるスキルなので、今のうちから練習しておくことをおすすめします。

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