この記事を読んでいるあなたは、
- 就活中の親がウザい!
- 求めてないのにアドバイスしてきてうるさい
- やっぱり親の言うことは聞いた方がいいの?
上記のように考えているかもしれません。
この記事では、そんなあなたに「就活に悪影響を与える親の発言と対処法、言うことを聞かなくていい理由」についてお伝えしていきます。
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就活に悪影響を与える親の発言
就活中に親との関係が悪くなり、精神的に疲れている就活生も多いでしょう。
「自分だけ内定をもらえていない」「バイトと就活の両立で体力的にキツい」「書類選考すら受からない」など、ただでさえ悩み事の多くなる就活中に、親から不必要なプレッシャーをかけられるとイライラしますよね。
しかし、ここまで育てくれた親ですし、何よりほとんどの親御さんが、就活中の皆さんより社会人経験は豊富です。
すべてのアドバイスや発言が間違っているとは言えませんが、明らかに就活を阻害している発言の場合もあります。
代表的な「就活に悪影響を与える親の発言」を紹介していきます。
「大手から内定もらえそう?」
就活に悪影響を与える親の発言の1つ目は、「大手から内定もらえそう?」です。
大手至上主義の考えを持つ親からの発言に、苦しまされている人は非常に多いです。
確かに大手企業に入社するメリットはたくさんありますが、それ相応の覚悟やデメリットも存在します。何より大手企業の選考は、並大抵の努力ではうまくいきません。
「大手から内定もらえそう?」、この発言が就活に悪影響を与える最大の理由は、「就活生の気持ちを考えていない」からです。
大手企業だからといって、必ずホワイト企業で、高給取りになれるとは限りませんし、本人のやりたい仕事でなければ苦痛でしかありません。
「その業界はAIに仕事を取られるからダメ」
就活に悪影響を与える親の発言の2つ目は、「その業界はAIに仕事を取られるからダメ」です。
的を得ている発言のように感じる人もいるかもしれませんが、業界ごとにデメリットは必ずありますし、この発言をしている親が、AIの発展スピードを正確に把握しているとは思えません。
「その業界はAIに仕事を取られるからダメ」、この発言が就活に悪影響を与える最大の理由は、「その業界で定年まで働くつもりでアドバイスをしている」からです。
今の時代は、転職するのが当たり前です。
キャリアプランの構築は大切ですが、あまり先のことまで、ガチガチに決める必要はありません。
すぐにAIに仕事をすべて取られるのであれば、AIを導入する企業は、そもそも新たな人材を確保しないので、最低でも2〜3年は問題ないでしょう。
チャレンジしたい気持ちがあるのであれば、迷わずに進みましょう。
「公務員の方がいいぞ」
就活に悪影響を与える親の発言の3つ目は、「公務員の方がいいぞ」です。
この発言をしてくる人は公務員に、「仕事が楽」「安定している」「誰でも簡単に受かる」こんなイメージを持っているのかもしれません。
しかし現実は、そんなに甘くありません。
「公務員の方がいいぞ」、この発言が就活に悪影響を与える最大の理由は、「公務員試験専用の対策が必要になる」からです。
そもそも、民間企業とは違った公務員試験専用の対策が必要なため、すぐに進路を変更することは得策ではありません。
親に勧められたから、楽そうな仕事と思ったから、などの理由から「なんとなく」公務員試験に応募しても、簡単には受かりません。
公務員に対して、間違った思い込みをしている、親の発言は無視しておきましょう。
親の言うことを聞かなくてもいい理由
親の発言を無視するのは心苦しい人もいるかもしれませんが、就活中は言うことを聞かなくてもいい理由があります。
就活中に「親の言うことを聞かなくてもいい理由」は、以下の3つです。
- 就活は自己責任
- 親の就活体験は現代には通用しない
- 就活の知識が乏しい
では、それぞれ理由を説明していきます。
就活は自己責任
1つ目の就活中に「親の言うことを聞かなくてもいい理由」は、就活は自己責任だからです。
どんなに行儀良く親の言うことを聞いても、親は責任をとってくれません。
最終的に喜んだり、後悔したりするのは自分です。
就活は人生にとって、大きなターニングポイントになる可能性が、非常に高いです。
親の発言や、アドバイスを、すべて無視する必要はありませんが、あくまでも1つの意見として捉えましょう。
親の就活体験は現代に通用しない
2つ目の就活中に「親の言うことを聞かなくてもいい理由」は、親の就活体験は現代には通用しないからです。
就活中の子供の親であれば、就活をおこなっていたのは、短くても10年以上前です。
10年以上前の就活情報を元にしたアドバイスは、残念ながら現代において役に立ちません。
業界のトップランナーレベルの知識がある親でもない限りは、あまり信用しない方がいいでしょう。
就活の知識が乏しい
3つ目の就活中に「親の言うことを聞かなくてもいい理由」は、就活の知識が乏しいからです。
就活生よりも親の方が、社会人経験があるのは、紛れもない事実です。
しかし、就活の知識に関しては、ほとんどの親が素人でしょう。
就活の知識が乏しい親からのアドバイスを鵜呑みにして、盲目的に就活を進めることはリスクが高すぎます。
もしアドバイスが欲しいのであれば、就職支援のプロ「就活エージェント」を利用するべきでしょう。
うるさい親を黙らせる対処法
これまでに就活に悪影響を与える発言や、言うことを聞かなくてもいい理由について説明していきました。
それでは最後に、それらの発言に対する対処法を紹介していきます。
事後報告にする
うるさい親を黙らせる対処法その1は、「事後報告にする」です。
就活の状況をこまめに報告しても、その都度、思いつきのアドバイスを押し付けられるだけなので、就活についての話は決定したことだけを伝えましょう。
就活の状況をまったく話さなくなると、逆にしつこく聞かれる可能性がるので、定期的に決まったことだけは報告したほうが、トラブルを回避しやすくなります。
就活の目的を明確にする
うるさい親を黙らせる対処法その2は、「就活の目的を明確にする」です。
親からの発言がうるさく感じてしまう理由は、自分の気持ちに自信がないからです。
信念を持って、明確な目的があれば、親からのアドバイスや発言に、惑わされることはありません。
また、業界や業種、企業について知識をつけて、親よりも詳しくなることも親を黙らせるのに有効です。
身につけた知識で理論武装して言い返せば、少しは就活生を見直して、黙って見守ってくれるかもしれません。
どんなことを言われても反論できる知識と、何を言われても揺らがない強い信念があれば、うるさい親のアドバイスや発言が、気にならなくなります。
親と距離をとる
うるさい親を黙らせる対処法その3は、「親と距離をとる」です。
就活のことで、親と喧嘩してしまうのは、時間と体力のムダです。いくら親と喧嘩しても、自分に合った企業に出会えることはありませんし、企業からの評価が上がることは絶対にありません。
就活しているということは、来年には社会人です。
子供は親離れ、親は子離れする、いいきっかけと思って距離をとってみるのも方法の1つです。
まとめ:自分のために就活しよう
今回は就活に悪影響を与える親の発言と対処法、言うことを聞かなくていい理由をお伝えしました。
今までお世話になってきた親ですが、すべての言うことを聞く必要はありません。
特に就活においては、親は就活の素人です。
就活は親のためではなく、自分のためにおこないます。
うるさい親を黙らせるためにも、確固たる信念を持って「自分のため就活」を進めていきましょう。