最終面接の合格率はどのくらい?判断基準や見られるポイント

この記事を読んでいるあなたは、

  • 最終面接の合格率はどのくらい?
  • 最終面接は顔合わせ程度ってホント?
  • 最終面接はどこを見られてるの?

上記のように考えているかもしれません。

この記事では、そんなあなたに「最終面接の合格率や判断基準、見られるポイント」までお伝えしていきます。

最終面接の合格率は○%!

会議室 面接 ペン

就活を進めていくと「最終面接は顔合わせ程度だよ」「お互いの意思確認だけ」このような噂を耳にした人もいるかと思います。

残念ながら、それは間違いです。

最後まで気を抜かないためにも、最終面接の合格率を確認しておきましょう。

最終面接の合格率は50%

最終面接に辿り着くまでの面接数や、企業の規模によって変化はありますが、最終面接の合格率は50%とされています。

「最終面接は顔合わせ」というのは信じない方がいいでしょう。

せっかく最終面接まで選考が進んでも、約半分の人が落ちてしまいます

確かに、それまでの合格率より高いことは事実です。

それでも2人に1人は落ちているので、決して簡単な面接と捉えるのはやめておきましょう。

面接回数による合格率の変化

先ほども書いた通り、面接の回数によっても合格率は変化します。

  • 面接回数2回→30〜50%
  • 面接回数3回→50〜70%
  • 面接回数4回以上→70%以上

上記のように、面接回数が増えていくと合格率も上昇するようです。

注意しておきたいのは、面接回数が少なければ難関であるとは限りません。

あくまでも指標に過ぎないので、面接ごとに自分の力を発揮することが大切です。

企業規模による合格率の変化

企業の規模によっても合格率は変化します。

  • 大手企業→30%
  • 中小企業→30〜50%
  • ベンチャー企業→30〜50%

大手企業は人気があるので、応募者が殺到して合格率は低くなる傾向にあります。

そもそも大手企業は優秀なライバルが多いので、選考を突破できるのは、ほんのひと握りの人たちだけです。

中小企業やベンチャー企業は、内定を辞退する人をある程度想定しているので、大手企業よりも合格率が高くなります。

合格率は企業の規模によっても変化しますが、採用予定人数にも左右されることを知っておきましょう。

最終面接で見られているポイント

談笑する人たち

企業の規模や採用人数、面接回数など、さまざまな状況によって面接の合格率は変動します。

しかし、企業が最終面接で重要視しているポイントには、以下のような共通しているポイントがあるので確認しておきましょう。

  • 企業の方針を理解しているか
  • 入社後に活躍できるか
  • 社風に馴染めるか

それぞれ詳しく解説していきます。

企業の方針を理解しているか

1つ目の最終面接で見られているポイントは「企業の方針を理解しているか」です。

企業は基本的に能力の高い人を見極めるために面接をおこなっています。

企業というのは大きな組織です。

どれだけ能力が高くても企業の方針を理解していなければ、利益を生み出すことは難しいでしょう。

企業の方針に則って仕事ができる」ことも社会人としての重要な能力の1つです。

入社後に活躍できるか

2つ目の最終面接で見られているポイントは「入社後に活躍できるか」です。

最終面接まで残っているということは、これまでに面接を担当してきた「人事担当者」や「現場の社員」から見て「優秀な人材」と認められている証拠になります。

しかし、最終面接は社長や役員が面接官を担当するのが一般的です。

これまでとは違う「経営者目線」で、本当に入社して活躍できるかを見られることになります。

社風に馴染めるか

3つ目の最終面接で見られているポイントは「社風に馴染めるか」です。

1人で莫大な利益を生み出せる能力や、コネを持っていたとしても「コイツとは働きたくない」と思われたら企業は内定を出しません。

企業への貢献や個人としての能力も重要ですが、企業での業務は基本的にチームプレイが求められます。

組織での環境対応能力も、社会人としての必須スキルです。

社風に馴染めず問題を起こしてしまう社員は、どこの企業でも歓迎されません。

企業が求めている理想の人物像を研究してから最終面接に臨みましょう。

最終面接の合格率を上げる方法

悩んでる女性

最終面接まで残っている人は、入社するための能力は十分に持っていると考えていいでしょう。

しかし、周りのライバルの質も高くなっているので油断は禁物です。

能力がある人たちのみが残っているので、最終面接を突破できるかどうかは、ほんのわずかな差で決まるでしょう。

悔いのないように、しっかりと準備しておくべきです。

それでは次に、少しでも可能性を上げるための方法を紹介していきます。

企業研究の再確認

最終面接の合格率を上げる方法その1は「企業研究の再確認」です。

「企業への熱意」を伝えることは、面接において非常に効果的なアピールです。

企業研究を怠れば「ウチの会社に興味がないのかな」と思われてしまいます。

どんな製品やサービスを提供しているのか、などの浅い企業研究では意味がありません。

ビジネスモデルの仕組みや業界全体が抱えている問題、それに対しての自分の考えを反映させるなど、徹底的に企業研究に磨きをかけましょう。

経験豊富な経営陣を納得させるためには、地道なリサーチが必要不可欠です。

社長や役員について調べる

最終面接の合格率を上げる方法その2は「社長や役員について調べる」です。

先ほども説明しましたが、最終面接では社長や役員が面接官を担当します。

企業についての研究も重要ですが、面接官を担当する社長や役員の研究もしておきましょう。

  • これまでの経歴
  • 考え方や価値観
  • 一緒に働きたいと思える人物像

など、徹底的にリサーチして相手の情報を頭に入れておきましょう。

自分のことをしっかりと調べてくれていたら、どんな人でも好印象を抱いてくれます。

逆質問を用意しておく

最終面接の合格率を上げる方法その3は「逆質問を用意しておく」です。

面接の最後には必ず「逆質問タイム」があります。

「何か質問はありますか?」に対して「特にありません」と回答するのは、消極的なイメージを与えてしまうでしょう。

企業研究をしていて疑問に思ったことを質問するのがベストです。

最終面接の逆質問に回答してくれるのは企業のトップである経営陣なので、少し踏み込んだ内容でも問題ありません。

面接の状況は正確には予測できないので、いくつかの場面を想定して5個以上は逆質問を用意しておきましょう。

まとめ:「最終面接=顔合わせ」は間違い!最後まで気を抜かずに臨もう

会議室 握手

今回は最終面接の合格率や判断基準、見られるポイントをお伝えしました。

これまでに紹介してきた合格率は、あくまでも数値的なデータに過ぎません。

すべての面接に当てはまるわけではないので、参考程度に考えるようにしてください。

「最終面接は顔合わせ程度だから」と油断してはいけません。

もし本当に顔合わせ程度なら、内定を出してからでも遅くはないはずです。

わざわざ時間をかけて、意味のない最終面接に時間をかける暇はありません

決して内定が出るまでは、気を抜かずに最終面接に臨みましょう。

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