この記事を読んでいるあなたは、
- どうして圧迫面接をするの?
- 圧迫面接された時の対応や、仕返し方法が知りたい!
- 不快な場合は帰ってもいいの?
上記のように考えているかもしれません。
この記事では、そんなあなたに「圧迫面接への対応や仕返し方法、途中で帰ってもいい圧迫面接の特徴」についてお伝えしていきます。
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企業が圧迫面接を行う理由
わざと意地悪で威圧的な質問をしてきたり、露骨に不満そうな態度を取るなど、「圧迫面接」に悩んでいる就活生は少なくありません。
最近は減少傾向にありますが、やはり一定数の企業ではいまだに実施しているようです。
企業のブランドイメージに大きな傷が付いたり、就活生の能力が見抜きづらくなる、など企業側にもデメリットがあるので、「どうして圧迫面接をしてくるの?」と不思議に思う人も多いのではないでしょうか?
対応や仕返し方法の前に、企業が圧迫面接をおこなう理由を紹介していきます。
ストレス耐性を見るため
企業が圧迫面接をおこなう理由の1つ目は、ストレス耐性を見るためです。
面接官は高圧的な態度を取られた時に、就活生がどんな対応をするかをチェックしています。
確かに社会に出て働いていると、理不尽な状況に出くわすことも珍しくありません。
ストレス耐性があまりにも低すぎる人は、すぐに辞めてしまう可能性が高いので、企業からすれば面接の段階でふるいにかけれます。
そのため、ある意味では合理的な方法ともいえるでしょう。
悪い言い方をすれば「企業の言いなりになって働いてくれるか」を確認していることになります。
対応力を見るため
企業が圧迫面接をおこなう理由の2つ目は、対応力を見るためです。
多くの企業が求めている対応力は、「予測していなかった事態に、どう対処して乗り切るか」のことを言います。
圧迫面接では、あらかじめ準備していても回答に困るような質問をしてくるので、就活生の瞬間的な思考力や、コミュニケーション能力を見るために、おこなわれている場合もあります。
どんなに面接対策をしていても、企業側も就活生を困らせる準備をしているので、上手に乗り切ることは難しいでしょう。
意図的にやっていない場合もある
企業が圧迫面接をおこなう理由の3つ目は、意図的にやっていない場合です。
コミュニケーション能力が単純に低い人や、表情そのものが怖い人など、面接官が圧迫面接をしているつもりがない場合もあります。
面接官の経験が浅く緊張していたり、虫の居所が悪くて就活生に八つ当たりをしてくるような、「偶発的な圧迫面接」が始まることも考えられます。
企業の方針として圧迫面接を禁止しているにも関わらず、威圧的な態度で就活生を萎縮させてしまう面接官も存在します。
もしそうであれば企業側に問題を抱えていることになるので、入社してもパワハラやセクハラなどに悩まされるかもしれません。
就活生の準備不足
面接官が普通に質問をしているだけなのに、就活生の準備不足が原因で「圧迫面接された!」と勘違いされている場合もあります。
社会人経験がないので、自分よりも年上の人から質問攻めされると緊張してしまう気持ちはわかりますが、面接は企業にとって非常に重要な業務の一環です。
質問の回答やエピソードを深掘りするのは、就活生の人柄や考え方、経験を知るために必要不可欠です。
意図的に圧迫面接をして、就活生を困らせようとしてくる企業は問題がありますが、就活生に原因がある場合もあります。
企業と就活生、どちらが偉いわけでもありませんが、選考を通過できるかどうかは企業が決めます。
自分で応募したのであれば、最低限の準備と覚悟はしておきましょう。
圧迫面接への対応や仕返し
まずはとにかく気持ちを落ち着かせる
もし圧迫面接に遭遇したら、とにかく気持ちを落ち着かせましょう。
意図的に圧迫面接をしているのであれば、企業側も就活生を困らせる準備をしています。
どれだけ圧迫面接を想定して対策していても、ペースを崩されることは間違いないでしょう。
圧迫面接をされても、その企業に入社したいのであれば、とにかく気持ちを落ち着かせて、いつも通り丁寧な対応を心がけることが重要です。
意地悪な質問や否定的な発言をされても、ムッとした表情や態度を取らないように注意しておきましょう。
SNSや口コミサイトで拡散する
一番簡単かつ企業へのダメージが大きい仕返し方法が、「SNSや口コミサイトで拡散する」です。
企業情報や選考情報は、実際に体験してみないと分からないことが多いので、入社前に少しでも情報を得たいと考える就活生は少なくありません。
圧迫面接をおこなっている事実は、マイナスイメージを与えるだけでなく、内定を辞退する人も考えられるので、企業にとってはデメリットだらけです。
しかし、最近では応募者のSNSアカウントをチェックしている企業も多いので、実名を公表している場合はリスクもあることを知っておきましょう。
内定をもらえていれば問題ないですが、他の企業から攻撃的なイメージをもたれてしまう可能性もあるので、あまりオススメできません。
帰ってもいい圧迫面接の特徴
就活生の準備不足や面接官が緊張しているなど、「圧迫面接されている!」と勘違いしているかもしれません。
しかし、すぐに帰ってもいいような、「悪質な圧迫面接」をしている企業があるのも事実です。
それでは最後に、帰ってもいい圧迫面接の特徴を紹介していきます。
「会社の顔」としての自覚がない
1つ目の帰ってもいい圧迫面接の特徴は、「会社の顔」としての自覚がない場合です。
面接官は、その企業の最初に出会う人です。
面接官の印象で、企業への印象が決まると言っても過言ではありません。
その就活生を今後、何らかの形で仕事をする可能性もありますし、そもそも面接の段階だと就活生は来客です。
態度がとにかく横暴な「会社の顔」としての自覚がない面接官に遭遇したら、すぐに帰るべきでしょう。
不必要に威圧してくる
2つ目の帰ってもいい圧迫面接の特徴は、不必要に威圧してくる場合です。
多少の緊張感はメリハリが生まれるので、お互いに気持ちよく面接するために必要かもしれませんが、
- 机を叩く
- 就活生を怒鳴りつける
- ずっと睨んでくる
- 親や友人を馬鹿にする
上記のようなことをしても、就活生の気持ちが萎えるだけでしょう。
不必要な威圧は、就活生が本来の能力を発揮できないことも考えられるので、面接の目的である「就活生の能力を見極める」ことを見失っています。
オワハラをしてくる
3つ目の帰ってもいい圧迫面接の特徴は、オワハラをしてくる場合です。
オワハラとは、「就活終われハラスメント」の略称で、内定の代わりに他社の内定や、選考を辞退して就活を終えることを強要することです。
悪質なケースだと、内定承諾書にサインするまで帰らせてもらえない、「軟禁状態」にしてくる企業まであるほどです。
面接でオワハラをしてくる企業は、人員確保に焦っている証拠なので、それだけ離職者が多いということになります。
内定自体は確約されるので、就活に疲れている時にオワハラをされると認めてしまいそうになりますが、オワハラをしてくる時点でブラック企業の可能性は非常に高いです。
まとめ:圧迫面接はブラック企業のサイン!
今回は圧迫面接への対応や仕返し方法、途中で帰ってもいい圧迫面接の特徴についてお伝えしました。
コンプライアンスリスクや応募者の辞退、風評被害など、多くのデメリットがあるため最近では圧迫面接をおこなう企業は少なくなってきています。
それでもなお続けている企業は、何らかの問題を抱えている可能性が高いと考えていいでしょう。
本来、面接とは両者対等な立場で、おこなわれるものです。
もし圧迫面接に遭遇したら、今後の選考を辞退することも検討しましょう。