この記事を読んでいるあなたは、
- 新卒のボーナスはいくら?
- ボーナスが多い業界は?
- みんな何に使っているの?
上記のように考えているかもしれません。
この記事では、そんなあなたに「新卒のボーナス平均支給額や業界別ボーナスランキング、ボーナスの有効な使い方」までお伝えしていきます。
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新卒のボーナスは平均いくら?
サラリーマンにとって、夏と冬のボーナスは非常に大きな楽しみの1つ。
ボーナスを目標に、日々の業務を頑張っている人も多いのではないでしょうか?
人生ではじめてボーナスをもらう新卒入社の人は、いくらもらえるのか気になりますよね。
それでは新卒の平均ボーナス支給額を紹介していきます。
夏は7〜10万が平均、企業によっては「なし」?
新卒のの夏のボーナス支給額は、大卒で96,735円、高卒で74,307円(産労総合研究所「2020年度決定初任給調査」)のようです。
多くの企業が夏のボーナスを6月に支給しますが、新卒の人はまだ2ヶ月しかたっていないため、「寸志」という形になることが一般的でしょう。
就活時に提示されていたボーナス額と比べると少ないので、不満に感じる人もいるかもしれませんが、基本的にボーナスは半年間の査定期間をもとに金額が決まるので仕方ありません。
また、入社してからすぐの夏のボーナスは、支給していない企業もあるようです。
どうしても気になる人は、選考時に聞いておきましょう。
冬は多くて月給2ヶ月分
冬のボーナスは、月給2月分が平均額のようです。
経営状態が安定していて業績も悪くないのであれば、新卒でも冬からは月給2ヶ月分のボーナスがもらえると考えておいて良いでしょう。
ボーナスも所得税や社会保険料が引かれるので、冬のボーナスが40万だとすると手取りは32万程度になります。
公務員はボーナス支給額が決まっている?
公務員はボーナスの支給額が、決まっていることをご存知ですか?
実は公務員のボーナスは法律によって決められています。
その年によって金額は変動するようですが、令和元年は月給4.5ヶ月分と中小企業と比べるとかなり高額です。
ただし公務員でも新卒の場合、夏のボーナスは規定金額の3割程度しか支給されません。
公務員のボーナスは業績や役職によって大きな変動はありませんが、安定した金額が期待できます。
業界別ボーナス平均額
平均支給額TOPは「電気・ガス業」
それでは次に、業界ごとのボーナス平均額を見てみましょう。
以下の表は「毎月勤労統計調査 令和2年夏季賞与の結果」をもとに作成しています。
産業 | 令和2年 | 令和元年 | 前年度比 |
鉱業・採石業等 | 483,785円 | 575,709円 | −16.0% |
建設業 | 512,328円 | 513,611円 | −0.2% |
製造業 | 491,999円 | 515,635円 | −4.6% |
電気・ガス業 | 778,997円 | 779,700円 | −0.1% |
情報通信業 | 671,221円 | 679,098円 | −1.2% |
運輸業・郵便業 | 339,235円 | 367,466円 | −7.7% |
卸売業・小売業 | 345,445円 | 338,932円 | 1.9% |
金融業・保険業 | 635,558円 | 607,594円 | 4.6% |
不動産・物品賃貸業 | 447,592円 | 447,396円 | 0.0% |
学術研究等 | 643,092円 | 660,402円 | −2.6% |
飲食サービス業等 | 55,296円 | 62,688円 | −11.8% |
生活関連サービス業等 | 162,270円 | 159,473円 | 1.8% |
教育・学習支援業 | 518,523円 | 505,637円 | 2.5% |
医療・福祉 | 284,697円 | 276,199円 | 3.1% |
複合サービス事業 | 434,922円 | 429,742円 | 1.2% |
その他のサービス業 | 211,166円 | 208,712円 | 1.2% |
上記の表を見てわかるように
- 電気・ガス業
- 情報通信業
- 学術研究等
- 金融業・保険業
これらの業界は特にボーナス支給額が高いです。
最もボーナス平均額が高かったのは「電気・ガス業」の778,997円でした。
70万円台に達している業界は、電気・ガス業のみと他の業界と大きな差があるようです。
しかし、電気・ガス業は国の政策に大きく左右される業界なので、ボーナス額が安定しているとはいえません。
ボーナス目当てで電気・ガス業に就職しようとしている人は、国の政策にも関心を持っておきましょう。
ボーナスの有効な使い方は?
はじめてのボーナスの使い道は、もう決まっていますか?
ボーナスといっても夏の平均額は7〜10万円程度なので、使い道は限られていますが、それでも無駄遣いはやめておいた方が良いでしょう。
以下では、新卒1年目のボーナスの有効な使い方について紹介していきます。
お世話になった人へのプレゼント
1つ目の有効な使い方は、「お世話になった人へのプレゼント」です。
親族や友達、恋人、先生、先輩など、今までの人生でお世話になった人に、「はじめてのボーナス」でプレゼントをすれば、どんな人でも喜んでくれるでしょう。
ボーナスを利用して両親を食事や、旅行に連れて行ってあげることは最高の親孝行です。
自分のためお金を使うことは、いつでもできます。
大切なお金だからこそ、大切な人に使ってみるのはどうでしょうか?
将来のために自己投資
2つ目の有効な使い方は、「将来のために自己投資」です。
はじめてのボーナスで「とりあえず貯金」を考えている人には、自己投資をおすすめします。
仕事に役立つスキルのスクールに通ってみたり、より良い仕事道具を揃えることは、今後のボーナスを増やすために必須です。
しっかり使って、しっかり稼いだ方が、10〜20年後に持っているお金は多くなるでしょう。
自己投資をすればモチベーションも高くなり、これまで以上に仕事にまい進できます。
まとめ:新卒のボーナスは期待しないでおこう!
今回は新卒のボーナス平均支給額や業界別ボーナスランキング、ボーナスの有効な使い方をお伝えしました。
新卒の人がまとまった金額のボーナスをもらえるようになるのは、早くても冬のボーナスでしょう。
夏のボーナスは数万円、企業によってはもらえないこともあります。
ボーナスの金額は、その年の業績や個人の活躍によって決まるので、人に聞いても正確な金額はわかりません。
入社して1〜2年目は、「多くもらえたらラッキー」くらいの心持ちでいた方がいいでしょう。