この記事を読んでいるあなたは、
- ブラック企業は辞めるべき?
- すぐに辞めても大丈夫?
- Gブラック企業の見分け方はないの?
上記のように考えているかもしれません。
この記事では、そんなあなたに「ブラック企業をすぐに辞めるべき理由と、新卒入社する前に見分ける方法」についてお伝えしていきます。
新卒入社した企業がブラックだったら辞めるべき?
「ブラック企業」とは一般的に、パワハラ、セクハラ、残業代未払い、暴力、長時間労働など、劣悪な労働環境を従業員に強制する企業の総称です。
ブラック企業の明確な定義はありませんが、厚生労働省は一般的な特徴として
- 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す
- 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い
- このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う
と、考えています。(参照元:厚生労働省)
これらの条件に当てはまる企業はブラック企業の可能性が高いですが、どの条件も実際に働いてみないと分からないことが多いため、入社してから後悔してしまう人も少なくありません。
今すぐに辞めるべき!
新卒入社した企業がブラックだったとしても、すぐに辞める決心がつかない人もいるでしょう。
「苦労して内定を勝ち取った企業だから」「経歴にキズが付くから」「辞めた後が心配」などの理由により、躊躇してしまう人の気持ちも分かりますが、
今すぐに辞めるべきです。
そもそもパワハラやセクハラは、傷害罪や強制わいせつ罪などの犯罪行為です。
辞めることに引け目を感じる必要はありません。
やむを得ない事情により、すぐに辞めれない場合でも、辞めるための準備は今すぐに始めるべきです。
石の上にも三年はムダ
ブラック企業に悩む新入社員を苦しめる言葉「石の上にも三年」。
まったく気にしなくて問題ありません。
どんな人でも時間には限りがあります。
労働基準法すらまともに守れない企業で、大切な時間を無駄にするのは辞めましょう。
経験やスキルの身に付かない、「ストレスしか溜まらない環境」で頑張る必要はありません。
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ブラック企業をすぐに辞めるべき理由
とはいえ、せっかく入社した企業をすぐに辞めるのは勇気が要りますよね。
そんな人のために、ブラック企業をすぐに辞めるべき理由を紹介していきます。
成長できない
ブラック企業をすぐに辞めるべき理由の1つ目は、成長できないからです。
長時間労働などを強制するブラック企業は、研修制度が整っていないことが多いです。そのため、「なんのためにやっているのか分からない仕事」をこなすだけの成長できない作業を押し付けられます。
社会人になれば最低でも、1日8時間は働くことになります。
1年だと約2000時間です。
この2000時間を「楽しく成長できる企業」で使うのか、「ストレスの溜まる成長できない企業」で使うのか、どちらを選んだ方が今後のあなたの人生にとってプラスになるかは考えるまでもないでしょう。
身体を壊してしまう
ブラック企業をすぐに辞めるべき理由の2つ目は、身体を壊してしまうからです。
なんのために、その企業で働いているのかをもう一度よく考えてみましょう。
無理をして働いて身体を壊してしまっては、元も子もありません。
ブラック企業は従業員の身体が壊れてしまって働けなくなったら、新しい人材を確保するだけです。
一時的な体調不良で済めばいいですが、うつ病などの精神疾患を発症してしまったら数年単位の療養が必要になる場合もあります。
「自分の身は自分で守る」ことは社会人としての鉄則です。
ブラック企業を辞めても選択肢はたくさんある
ブラック企業をすぐに辞めるべき理由の3つ目は、ブラック企業を辞めても選択肢はたくさんあるからです。
劣悪な労働環境で働いていると視野が狭くなり、
- 「再就職先が見つからなかったらどうしよう」
- 「経歴にキズを付けたくない」
- 「辞めることを伝えるのが怖い」
こんな風に考えてしまう人も少なくありません。
しかし、厚生労働省の調査で、新卒入社した人の3割以上が、3年以内に離職していることが分かっています。
また、新卒入社してから3年以内の人のことを指す、「第二新卒」として次の企業に就職している人は、年間で13万人近くいます。
すぐに辞めることは珍しいことではありません、ブラック企業を辞めても働ける場所は必ずあります。
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ブラック企業の特徴
これまでにブラック企業を辞めるべき理由を紹介してきましたが、そもそも入社しないことがベストです。
それでは最後に、入社する前に気付くためのブラック企業の特徴を紹介していきます。
業務内容や給与に関する情報が曖昧
ブラック企業の特徴その1は、業務内容や給与に関する情報が曖昧な企業です。
就活生にとってメリットがあるなら曖昧にする必要はありません。
具体的な業務内容や、給与の情報を伝えることが企業にとって都合が悪いから事実を隠そうとしてきます。
特に説明会で、「気合い」「根性」などの、精神論を語っている企業は要注意です。
あくまでも精神論が悪いのではなく、「企業の説明をする場」で不必要に精神論を押し付けてくる企業は、「ブラック企業の可能性が高い」ということです。
面接官の態度が悪い
ブラック企業の特徴その2は、面接官の態度が悪い企業です。
就活生に対して面接で横柄な態度をとる面接官は、普段の業務でも同じようなことをしている可能性が高く、パワハラやセクハラなどの問題を抱えているかもしれません。
企業がこのような、「圧迫面接」をおこなう理由は、「就活生のストレス耐性を見るため」です。
つまり圧迫面接をしてくる企業の職場は、「高いストレス耐性がないと耐えられないくらい劣悪な環境」ということになります。
面接官だけでなく、オフィスにいる社員の対応にも注意しておきましょう。
オワハラをしてくる
ブラック企業の特徴その3は、オワハラをしてくる企業です。
オワハラとは、「就活終われハラスメント」の略称で、内定の代わりに他社の内定や、選考を辞退して就活を終えることを強要することです。
もちろん、こんなことをする企業が社員の幸せを願っているわけがありません。
それだけ自社の人材獲得に必死ということは、離職率が高いことも考えられます。
オワハラをしてくる企業は、他の企業よりも内定を早めに出す特徴があるので、気をつけておきましょう。
まとめ:ブラック企業は百害あって一利なし!
今回はブラック企業をすぐに辞めるべき理由と、新卒入社する前に見分ける方法をお伝えしました。
苦労して就職した企業が、「ブラック企業」だったらショックですよね。
特に新卒入社の場合は、初めての転職になるので勇気がいるのも理解できますが、
ブラック企業は今すぐに辞めましょう!
今すぐが無理なら、辞める準備だけでも始めておきましょう。
短いとはいえ、社会人経験のある「第二新卒」の人を求めている企業もあります。
最近ではフリーランスなど、正社員以外の働き方も多様化しています。
決して新卒入社した企業が、すべてではありません。
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