この記事を読んでいるあなたは、
- 就活に失敗した…
- 通年で内定獲得する方法は?
- 内定ゼロで卒業したらどうなる?
上記のように考えているかもしれません。
この記事では、そんなあなたに「就活に失敗した後の選択肢や、通年で内定獲得する方法」についてお伝えしていきます。
就活の「失敗」とは?
そもそも就活において「失敗」とは、どんな状況でしょうか?
本当に今の自分が就活に「失敗」しているのか再確認しておきましょう。
就活に失敗したと感じる理由は、以下の3つです。
- 内定ゼロで卒業
- 志望企業から内定がもらえなかった
- やりたい仕事が見つからなかった
それぞれ詳しく紹介していきます。
内定ゼロで卒業
就活に失敗したと感じる理由の1つ目は、「内定ゼロで卒業」です。
どこからも内定がもらえずに卒業する人は「応募企業が少ない」特徴があります。
応募企業を絞って成功するのは、専門的なスキルや知識、資格を持っている人だけです。
多すぎると企業研究や自己分析に時間をかけれなくなるデメリットもありますが、ある程度は数を増やして勝負する必要があります。
極端に絞っていないのに内定がもらえない人は、準備不足が原因でしょう。
履歴書の書き方や面接練習はもちろん、企業が求めている人材像や直近の業績のリサーチなど、1つひとつを丁寧に準備しておくことが大切です。
志望企業から内定がもらえなかった
就活に失敗したと感じる理由の2つ目は、「志望企業から内定がもらえなかった」です。
第一希望の企業から内定がもらえなかった人は、「就活に失敗した…」と思っていることが多いようで、ショックを受けて就活のモチベーションが下がってしまう人も少なくありません。
就活中は視野が狭くなって「志望企業じゃないと絶対ダメ!」と思い込みがちですが、日本には400万社以上の企業が存在しています。
志望企業から内定がもらえたからといって、絶対に幸せになれるとは限りません。
目標を決めて、目標に向かって努力することも大切ですが、志望企業もよりも良い企業に出会えることもあります。
就活では広い視野を持って、本当に自分にあっている企業を見極めることが重要です。
やりたい仕事が見つからなかった
就活に失敗したと感じる理由の3つ目は、「やりたい仕事が見つからなかった」です。
やりたい仕事が見つからず、内定がもらえても満足できない人も「就活に失敗した」と感じています。
確かに最近では、「好きなことで、生きていく」「はたらいて、笑おう」など、仕事に対するポジティブなイメージを発信している人は多くなりました。
確かに「仕事=苦痛」という考えは風化しつつありますが、やりたい事を仕事にできている人は、ほんのわずかです。
憧れの企業に入社できても、実際の現場を見て幻滅こともあるでしょう。
「やりたいこと」がどうしても見つからない人は、「絶対にやりたくないこと」をピックアップして、消去法で選ぶことをオススメします。
就活に失敗したあとの選択肢
どれだけ準備をしても、体調不要や事故などの理由によって、就活に失敗してしまう可能性は誰にでもあります。
選考を突破するための準備も大切ですが、「突破できなかったとき」のことも少しは考えておきましょう。
それでは次に、就活に失敗したあとの選択肢を紹介していきます。
第二新卒として就活を続ける
1つ目の就活に失敗したあとの選択肢は、「第二新卒として就活を続ける」です。
いわゆる「就活浪人」と呼ばれている方法ですが、金銭的によほど余裕がない限りはオススメできません。
親からの仕送りや貯金がある人は、すべての時間を就活に費やすことができる大きなメリットがあります。
しかし、金銭的に余裕がない人は、生活費を稼ぎながら就活を続けることになるので、これまでの状況とあまり変化がありません。
いつの間にか就活のモチベーションが下がってしまい、時間を無駄にする人が多いので、第二新卒として就活は続ける人は「タイムリミット」を明確にして、短期間で一気に内定獲得を目指しましょう。
就職留年する
2つ目の就活に失敗したあとの選択肢は、「就活留年する」です。
就活留年とは、新卒として就活をするめに「意図的に留年する」ことを指します。
また、大学院や専門学校に進学する方法もあります。
最大のメリットは「新卒」としてもう1度、就活できることです。
大学院や専門学校に進学して、資格や専門的な知識を得ることは、就活において大きな武器になります。
いずれにせよ学費が発生するので、しっかりと考えてから卒業するか留年するを決めましょう。
フリーターから正社員を目指す
3つ目の就活に失敗したあとの選択肢は、「フリーターから正社員を目指す」です。
就活に関係なく、お金がなければ生活ができません。
とりあえずフリーターになって、正社員を目指して就活をおこなっている人も少なくありません。
フリーターから正社員を目指すときの注意点は、「スキルや経験が身に付く仕事」を選ぶことです。
また、アルバイトの募集先で正社員を募集していれば、そのままキャリアップできる可能性もあります。
履歴書の経歴に自信を持って書けるようなアルバイトなら、むしろ今後の人生において「重要な準備期間」になるかもしれません。
就活に失敗した…と思ったら
志望企業から内定がもらえず「就活に失敗した…」と決めつけるのは、少し早いかもしれません。
特に在学中なら、できることはたくさんあります。
それでは最後に、「就活に失敗した…」と思っている人がおこなうべき、具体的なアクションプランを紹介していきます。
秋採用している企業に切り替える
「就活に失敗した…」と感じている人は、「秋採用している企業」に切り替えましょう。
就活全盛期の春や夏ほどは多くありませんが、秋採用をしている企業は珍しくありません。
一度就活に失敗した人は落ち着いて、秋採用している企業を探して準備を早めにはじめておきましょう。
しかし、そもそも秋採用は留学帰りの学生を想定しています。
競争率は高くなりますが、これまでの就活の経験は大きなアドバンテージになるので、しっかりと準備しておけば十分に戦えるでしょう。
中小企業であれば、そこまで倍率が高くない優良企業も存在します。
大手企業にこだわらずに、もう一度企業探しから始めてみましょう。
就活エージェントを利用する
どうしても卒業前に内定がほしい人は、「就活エージェント」を利用しましょう。
就活エージェントとは、キャリアコンサルタントが企業選びや面接対策、日程調整など、就活にまつわることなら、なんでも支援してくれるサービスのことです。
しかも、企業からお金をもらっているため、学生は無料でサポートしてもらえます。
キャリアコンサルタントは、就職支援を専門におこなう就活のプロです。
短期間で内定がほしいことを伝えれば、もちろんスピーディーに対応してくれるでしょう。
早い人なら、登録から1〜2週間で内定を獲得している人もいるほどです。
完全にあきらめる前に、プロの力を借りることをオススメします。
まとめ:卒業前ならまだ間に合う!
今回は就活に失敗した後の選択肢や、通年で内定獲得する方法をお伝えしました。
「就活に失敗した…」そう思っている人でも、状況はさまざまです。
就活に失敗したからといって、今後の人生がすべて台無しになるわけではありません。
この記事で紹介したように、就活に失敗しても選択肢はたくさんあります。
志望企業に落ちて「就活失敗」と決めつけるのは、まだ早いです。
まずは落ち着いて、自分にとって最適な選択肢を探していきましょう。