この記事を読んでいるあなたは、
- 内定式は何する?
- 準備しておいた方がいいことは?
- 欠席したい時はどうすればいいの?
上記のように考えているかもしれません。
この記事では、そんなあなたに「内定式ではどんなことするのか、服装や髪型、自己紹介など準備や注意事項」についてお伝えしていきます。
内定式とは?
4月くらいになると内々定を獲得できている人もいるかと思いますが、この時点では正式な内定者ではありません。
この内々定者を獲得している人たちに、「正式な内定を通知する式」を内定式と言います。
内定式よりも前に入社承諾書を提出している場合もありますが、ほとんどの人が内定式で労働契約を進めることになります。
特に複数の内定を獲得している人は、最終的にどこの企業に入社するかを決めるタイムリミットが内定式までなので、企業にとっても就活生にとっても重要度の高い式です。
内定式では何をするの?
内定式では一般的に、以下のプログラムをおこなうことが多いです。
- 経営陣からの挨拶
- 今後のスケジュールや提出物の確認
- 内定書授与式
- 懇談会
もちろん企業によって多少の違いはありますが、ほとんどの企業の内定式は、この4つのプログラムで執り行われます。
内定式の規模や内容は、企業の社風や歴史によって異なります。
中には、有名人などのゲストを招いたり、大規模なパーティーを開催したりする企業もありますが、基本的なプログラム内容は上記の4つがメインです。
あらかじめ内容は決まっているので、参加する前に確認しておきましょう。
服装や髪型は?
内定式に参加するときの服装や、髪型が気になる人も多いと思います。
服装は基本的には男女共にリクルートスーツで問題ありませんが、内定式の案内に「服装自由」「私服OK」などの記載があれば、よほど奇抜な服装でない限りは、服装について心配する必要はありません。
髪型も内定式の案内に指定があれば、その通りで大丈夫ですが、基本的には男子は黒髪、女子は暗めの茶髪までなら許される場合が多いです。
特に男子は黒髪で参加する人が大多数なので、茶髪にしていると悪い意味でかなり目立ってしまうので注意しておきましょう。
内定式の雰囲気は企業によって違うので正解はありませんが、社内の価値観や空気感を掴んで、自分で適切だと思える服装や髪型を考えることも重要です。
どうしても気になる人は、人事の人に確認しておけば問題ないでしょう。
内定式までにしておくこと
内定式までにしておくことは、以下の通りです。
- 開催場所や開始時刻の確認
- 自己紹介の準備
- 企業の基本情報の復習
どれも当たり前のことですが、重要度は高いです。
それぞれ理由と合わせて説明していきます。
開催場所や開始時刻の確認
内定式の当日までに開催場所や、開始時刻は確認しておきましょう。
当たり前ですが、内定式の遅刻はNGです。
当日の開催場所までのルートや、所要時間、開始時刻はしっかりと確認しておきましょう。
電車の遅延など、トラブルで間に合わなくなる可能性もあるので、緊急時の連絡先の聞いておくと安心です。
自己紹介の準備
内定式では、自己紹介を求められることが非常に多いです。
プログラムに入っていなくても、急に自己紹介タイムが始まることも充分に考えられるので準備しておきましょう。
自己紹介と言っても30秒〜2分程度の簡単なものなので、それぞれの長さに対応できる内容を事前に用意しておくと、同期と差を付けれます。
緊張するかもしれませんが、あなたと内定式で初めて会う人も大勢いるので、良い印象を与えるチャンスでもあります。
内容は簡単で問題ないので、自信を持ってスラスラと自分の気持ちを伝えることが大切です。
企業の基本情報を復習
内定式に参加する前に、企業の基本情報を復習しておきましょう。
これから働く企業なので、業務内容や企業の歴史、役員の名前などは最低限、把握しておきましょう。
コーポレートサイトの企業概要を見ておくだけでもいいですが、なるべく詳しい企業情報を覚えておいた方が様々なケースに対応できます。
そもそも、自分が入社する企業のことを知っていることは、社会人として当然です。
企業の歴史や業績を他人事のように思っている人は、内定式に参加する前に当事者意識を持っておいた方がいいでしょう。
内定式の注意事項
それでは最後に、内定式に参加するときの注意事項を紹介していきます。
持参すべき持ち物
内定式に参加するときの注意事項の1つ目は、「持参すべき持ち物」です。
持参すべき持ち物は4つあります。
- バック
- 筆記用具
- 印鑑
- 提出書類
この4つは内定式の案内に、記載されてなくても持っていきましょう。
特にバックと筆記用具は、社会人として当たり前なので、記載を省略していることも考えられます。
バックは就活時の使っていたA4サイズの書類が入るビジネスバックなら、どんなものでもかまいません。
内定式では内定通知を受け取るだけでなく、誓約書や個人情報を記入することも場合も多いので、筆記用具は必ず準備しておきましょう。
印鑑はシャチハタよりも、実印を持っていくことをオススメします。
やむ負えない場合は欠席も可能
内定式に参加するときの注意事項の2つ目は、「やむ負えない場合は欠席も可能」ということです。
身内の不幸や体調不良など、どうしても内定式に参加できない理由があれば欠席は可能です。
内定をもらっている人は全員参加するのが普通なので、欠席には正当な理由が必要になります。
もし参加できない理由があるなら、なるべく早い段階で連絡したほうが印象はよくなります。
内定式を欠席を電話で伝えるときの例
お世話になっております。
今年度の内定をいただいている、〇〇大学〇〇学部の田中太郎です。
内定式についてご相談があります、担当者様に繋いでもらうことは可能でしょうか?
○月○日に開催予定の内定式に参加予定でしたが、身内の不幸があり、参加ができなくなりました。
大変申し訳ありませんが、必要書類の提出など、当日の手続きを別日でご対応していただけないでしょうか?
まとめ:大事な式だが欠席は可能、気負い過ぎずに準備しよう
今回は内定式ではどんなことするのか、服装や髪型、自己紹介など準備や注意事項をお伝えしました。
内定式は事務手続きをおこなうだけでなく、学生から社会人になる節目として、「大切な式」と考えている人は少なくありません。
しかし大きなトラブルが起こる可能性はあまりないので、服装や髪型、当日の流れなど、基本的なことを確認しておけば問題ありません。
また、正当な理由があれば欠席することも可能です。
あまり気負わずに準備して当日を迎えましょう。